給与の手取り計算(概算)
額面の年収(または月収+賞与)から、社会保険料と所得税・住民税を差し引いた「手取り」の目安を試算します。 会社員(協会けんぽの社会保険)を前提とした概算で、実際の給与明細とは差が出ます。 正確な金額は勤務先・お住まいの自治体・税理士にご確認ください。
収入と条件
※ 本ツールは会社員(協会けんぽ加入の社会保険)を対象とした概算です。 健康保険料率は協会けんぽ2024年度(令和6年3月分〜、都道府県別)、介護保険料率は同2024年度 1.60%、 厚生年金は18.3%、雇用保険は2024年度の労働者負担 0.6%、所得税・住民税は令和6年時点の速算表・控除額を用いています。 標準報酬月額は額面の月収をそのまま当てはめ、等級区分・標準賞与額の厳密な上限判定・住民税の調整控除・非課税限度額・ ふるさと納税・iDeCo・生命保険料控除・医療費控除・住宅ローン控除・年少扶養などは反映していません。 住民税は本来は前年所得に対して翌年課税されますが、ここでは当年の額面から概算しています。 実際の手取りとは差が出ます。正確な金額は勤務先の給与担当・お住まいの自治体・税理士にご確認ください。
手取りとは
給与の「手取り」は、勤務先から支払われる額面(総支給額)から、社会保険料と税金が差し引かれた後、 実際に口座へ振り込まれる金額です。額面が同じでも、年齢・扶養家族の人数・住んでいる地域・各種控除の有無によって手取りは変わります。 一般に手取りは額面のおよそ75〜85%程度になることが多いとされますが、収入が上がるほど税や社会保険料の負担割合は増える傾向があります。 このツールは、会社員(協会けんぽ加入の社会保険)を前提に、額面から差し引かれる主な項目をまとめて概算し、年額と月額の目安を表示します。
差し引かれるものの内訳
- 健康保険料:病気・けがの医療費を支える保険。協会けんぽの場合、保険料率は都道府県ごとに異なり、会社と折半します(本人負担は率の半分)。標準報酬月額と標準賞与額に料率をかけて計算します。
- 介護保険料:40歳から64歳までの人が負担します。健康保険料に上乗せされる形でかかります。
- 厚生年金保険料:将来の年金の原資。保険料率は18.3%で、会社と折半します。標準報酬月額には上限(65万円)があります。
- 雇用保険料:失業給付などの財源。額面(月給+賞与)に対して労働者負担分(一般の事業でおおむね0.6%)がかかります。
- 所得税:1年間の所得にかかる国税。給与所得控除・基礎控除・社会保険料控除・扶養控除などを差し引いた「課税所得」に超過累進税率をかけ、復興特別所得税(2.1%)を加算します。
- 住民税:住んでいる自治体に納める税。課税所得のおおむね10%(所得割)に均等割(約5,000円)を加えた額です。本来は前年の所得を基準に翌年課税されます。
使い方
- 収入の入力方法を選びます。年収(額面)が分かる場合は「年収」、毎月の給与と賞与を分けて把握している場合は「月収+賞与年額」を選びます。
- 年齢帯を選びます。40歳以上64歳以下は介護保険料が加わります。
- お住まいの都道府県を選びます(協会けんぽの健康保険料率が異なるため)。分からない場合は「全国平均」のままで構いません。
- 扶養している家族の人数を入れます(配偶者控除・扶養控除の概算に使用。1人あたり38万円で一律計算します)。
- 「試算する」を押すと、手取りの年額・月額の目安と、差し引かれる項目の内訳が表示されます。
この試算の前提と限界
本ツールは概算であり、実際の給与計算とは差が出ます。主な簡略化は次のとおりです。
- 料率は特定年度(健康保険は協会けんぽ2024年度、介護保険1.60%、厚生年金18.3%、雇用保険2024年度の労働者負担0.6%)の値を使用しています。改定後の最新料率とは異なる場合があります。
- 標準報酬月額は額面の月収をそのまま当てはめ、等級区分による丸めや厳密な上限判定は行っていません。標準賞与額の上限(健康保険は年間累計、厚生年金は1回あたり)は簡易的に扱っています。
- 「年収」入力時は賞与を分けず、年収を12分割したものとして社会保険料を計算します。
- 扶養控除は1人あたり38万円で一律計算し、16歳未満(年少扶養)・特定扶養・配偶者の所得区分は区別していません。
- 住民税は所得税と同じ課税所得を使い、調整控除・非課税限度額・自治体ごとの均等割の差は反映していません。前年所得ではなく当年の額面で計算しています。
- ふるさと納税、iDeCo(小規模企業共済等掛金控除)、生命保険料控除、地震保険料控除、医療費控除、住宅ローン控除などは考慮していません。
- 個人事業主・フリーランス(国民健康保険・国民年金)には対応していません。
正確な手取りは、勤務先の給与担当、お住まいの自治体、税理士にご確認ください。
安全性について
入力した年収などの数値は、お使いのブラウザ内だけで計算に使われます。 当サイトや外部サーバーへ送信・保存されることはありません。ページを閉じれば入力内容は残りません。 通信を伴わないため、オフラインでも動作します。
よくある質問
計算結果は正確ですか?
いいえ、あくまで概算です。会社員(協会けんぽの社会保険)を前提に、健康保険・厚生年金・雇用保険・所得税・住民税を簡略化したモデルで試算しています。標準報酬月額の等級区分、住民税の調整控除や非課税限度額、ふるさと納税・iDeCo・各種保険料控除・住宅ローン控除などは反映していません。実際の給与明細とは差が出ます。正確な金額は勤務先の給与担当、お住まいの自治体、税理士にご確認ください。
入力した年収は送信・保存されますか?
いいえ。計算はすべてブラウザ内で行われ、入力した年収などの数値が当サイトや外部サーバーへ送信・保存されることはありません。ページを閉じれば入力内容も残りません。
手取りは額面のどのくらいになりますか?
一般に額面のおよそ75〜85%程度になることが多いとされますが、年収が上がるほど税・社会保険料の負担割合が増える傾向があります。扶養家族の人数や年齢帯、お住まいの都道府県によっても変わります。具体的な目安は本ツールで試算してください(概算です)。
ボーナス(賞与)も計算に含まれますか?
「月収+賞与年額」で入力した場合は、賞与にも社会保険料(標準賞与額×保険料率の本人負担分)と税金がかかるものとして年額に含めて概算します。「年収」で入力した場合は、賞与を分けず年収を12分割したものとして社会保険料を計算します。賞与の社会保険料の上限は簡易的に扱っています。
40歳になると手取りは減りますか?
40歳から64歳までは介護保険料が健康保険料に上乗せされるため、その分だけ手取りが少し減ります。本ツールでは年齢帯で「40〜64歳」を選ぶと介護保険料(協会けんぽ2024年度 1.60%、本人負担は折半分)を加算します。
個人事業主やフリーランスでも使えますか?
いいえ。本ツールは会社員(協会けんぽ加入の社会保険)のみに対応しています。国民健康保険・国民年金は自治体や前年所得で保険料が大きく変わるため、本ツールでは扱っていません。