画像を100KB・300KB以下に圧縮する方法
電子申請、フリマアプリ、履歴書サイトの証明写真などで「アップロードできるのは◯KBまで」という 制限に引っかかることがあります。画質をできるだけ保ったまま、ファイルサイズだけを下げるための 考え方と具体的な手順をまとめます。
なぜ「KB」で制限されるのか
サーバーの保存容量や表示速度の都合で、アップロードできる1ファイルの上限が決められています。 よくあるのは 100KB・300KB・500KB・2MB あたりです。 スマホで撮った写真はそのままだと3〜8MB(3,000〜8,000KB)あるため、 10分の1以下にしないと通らないことも珍しくありません。
ファイルサイズを決める3つの要素
- 画素数(縦横のピクセル数):大きいほど重い。4,000×3,000pxの写真を1,200×900pxに縮めるだけで容量は数分の1になります。
- JPEGの品質設定:0〜100で指定する圧縮の強さ。品質を下げるほど軽くなりますが、下げすぎると輪郭やグラデーションにノイズ(ブロックノイズ)が出ます。
- 画像の内容:細かい模様や自然物が多い写真は圧縮しにくく、単色の背景が多い画像は軽くなりやすい傾向があります。
つまりサイズを下げる基本は「まず必要な画素数まで縮小し、それでも超えるなら品質を少しずつ落とす」の順番です。 いきなり品質だけを大きく下げると、画素数が無駄に多いまま画質だけ悪化します。
用途別の目安
| 用途 | 推奨サイズの目安 | 画素数の目安 |
|---|---|---|
| 証明写真(Web履歴書) | 50〜200KB | 横450〜600px程度 |
| 電子申請の添付 | 指定に従う(多くは300KB〜2MB) | 長辺1,000〜1,500px |
| フリマ・オークション出品 | 500KB〜1MB | 長辺1,080〜1,600px |
| ブログ・SNS投稿 | 200〜500KB | 長辺1,200〜2,000px |
手順
- 元画像のコピーで作業する:圧縮は元に戻せません。オリジナルは残しておきます。
- 必要な画素数まで縮小する:証明写真なら横600px程度で十分です。 画像のリサイズ・トリミングで縦横を指定して縮小します。
- 目標のKBを指定して書き出す:画像を指定サイズ(KB)以下に圧縮で 「100KB以下」などの目標を入れると、品質を自動で調整してその範囲に収めてくれます。
- 実際に開いて画質を確認する:顔や文字がつぶれていないか、等倍で見てチェックします。
上のツールはどちらもブラウザ内で処理し、画像をサーバーに送信しません。 スマホのブラウザでもそのまま使えます。
画質を落としすぎないコツ
- JPEG品質は70〜80を下限の目安に:これより下げるとブロックノイズが目立ちやすくなります。まず画素数で調整します。
- 文字や図が中心の画像はPNGも検討:写真はJPEG、スクリーンショットや図はPNGのほうがきれいに軽くなることがあります。
- 一度圧縮した画像を再圧縮しない:JPEGは保存のたびに劣化します。やり直すときは元画像から。
- トリミングで不要な余白を削る:情報量が減るぶん、同じKBでも実質的な画質が上がります。
よくある質問
PNGが指定サイズに収まりません
PNGは写真だと圧縮が効きにくい形式です。写真であればJPEGに変換してから容量を指定してください。 透過が必要ない画像なら、JPEGにするだけで大幅に軽くなります。
縮小したら文字がぼやけました
縮小しすぎです。読ませたい文字がある画像は、文字の高さがある程度残る画素数(長辺1,200px以上など)を保ち、 そのうえで品質やトリミングでKBを調整します。
まとめ
- サイズを下げる順番は「画素数の縮小 → 品質の微調整」。
- 証明写真は横600px・50〜200KBが目安。
- 写真はJPEG、図・スクショはPNGが基本。再圧縮は避ける。
実際の作業は 画像のリサイズ・トリミングと 画像を指定サイズ(KB)以下に圧縮の2つでできます。